日本メノナイトキリスト教会協議会 信仰告白
私たちは信じます、
一、 イエス・キリストは、父なる神の言(ことば)であり、聖霊によって示される。
二、 教会は、信じる者の共同体であり、聖霊の導きのもとに聖書から学ぶ。
三、 信じる者は、主イエス・キリストに聴き従い、仕え合い、隣人を愛する。
四、 信じる者は、被造物を大切にし、イエスによる平和と正義を作り出し、神の国の働きに与える。
五、 信じる者は、イエスの非暴力の生き方に倣い、私たちは戦争に参加しない。
メノナイト教会について
私達のメノナイト教会は、16世紀にヨーロッパで宗教改革の時に生まれました。
”メノナイト”という名前は宗教改革者の一人、メノー・シモンズの名前をとったもので、メノーの仲間という意味です。
現在、メノナイト諸派合計で全世界57カ国に160万人の会員がいます。
日本では戦後、アメリカから宣教師が派遣され、全国につぎつぎと教会が作られてきました。北海道地区では、北米メノナイトミッションボードの積極的な協力によって開拓伝道が推し進められました。
広い北海道を道央・十勝・道東の3地区に分け、協議会外も含め16の教会が共働しています。
キリストを中心にして
教会はキリストの体であり、その中心はイエス・キリストです。
全ての信徒はこのお方にまず聞き、そして忠実に従っていきます。
メノナイト教会は 「だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。」(1コリント3:11)をモットーにしています。
聖書に聞く教会
聖書は聖霊に導かれて書かれた聖なる書であります。教会は、聖書のみことばの権威に服従して生きていきます。人間の哲学や、処世訓ではなく、聖書に学び、何よりも聖書に聞き従うのです。
自発的教会参加と信仰者の生活
メノナイト教会は、信仰は強制によらず、どこまでも個人の自発的な信仰告白によることを強調します。従って、バプテスマを受けた会員は、キリストの弟子にふさわしい生活をするよう、常に自己にきびしく訓練することが求められます。
世界宣教のビジョン
イエスは弟子たちに「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)とおっしゃいました。
人の救いは、全人格的なものであって、霊的、精神的な救いと同時に、物質的貧困からも救われなければなりません。全世界のメノナイト教会は、一致協力して、個人のみならず、世界全体が救われるため、日夜宣教と救援活動に臨んでいます。
我らみな兄弟姉妹
「大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。」(ローマ12:5)
メノナイト教会は、信者同士の結びつきを強調します。キリストにつながるお互いは、逆境や失望落胆の時には、生きる力と希望が与えられるよう、助けあっていきます。教会は信仰の一致と共に奉仕しあうことによって成長していくことができるのです。
平和主義に立つ教会
イエス・キリストに従う新しい生き方とは、敵をも愛すること、暴力に訴えないこと、戦闘行為に加わらないことであるとメノナイト教会は信じております。そのために平和を作りだすためや、貧困、社会の不正義、戦争などで苦しんでいる人達のために、世界的な平和救済組織を作って、奉仕に専念しています。
メノナイト教会と諸団体及び Link
《北海道の他メノナイト教会》
・旭川キリスト教会 (旭川市 道央)
・足寄キリスト教会 (足寄町 釧根)
・帯広キリスト教会 (帯広市 十勝)
・標茶キリスト教会 (標茶町 道東)
・白石キリスト教会 (札幌市 道央)
・大樹キリスト教会 (大樹町 十勝)
・鳥取キリスト教会 (釧路市 釧根)
・中標津キリスト教会(中標津町 釧根)
・広尾キリスト教会 (広尾町 十勝)
・富良野のぞみキリスト教会(富良野市 道央)
・別海キリスト教会 (別海町 釧根)
・ベテルキリスト教会 (札幌市 道央)
・友愛キリスト教会 (札幌市 道央)
・陸別キリスト教会 (陸別町 十勝)
《日本のメノナイト》
(日本メノナイト宣教会)
《世界のメノナイト》
(メノナイト中央委員会)
・MWC メノナイト・ワールド・カンファレンス
(世界メノナイト会議)